1日7秒”あること”をするだけの薬に頼らない便秘解消法があるのですが・・・最近話題になっている便秘解消法の一つとして、
腸内洗浄があります。
腸内洗浄とは、肛門から入れたチューブで、温めた滅菌蒸留水やコーヒーを
主成分とする溶液を腸内に注入して、腸内に溜まった便などの老廃物を
排便させるというものです。
コーヒー液を使うことが多いので、
コーヒーエネマとも呼ばれています。
腸内洗浄は、基本的には病院などで行いますが、最近は市販されている
キットを購入し、自宅などで個人で行う方も増えているようです。
個人で行う場合は、その危険性などもしっかりと熟知しておく必要があります。
まず、気をつけたいのが、注入する溶液です。
”手軽に水道水を温めて”などというのは、とても危険です。
水道水には、消毒のための塩素やカルキなどの有害物質が含まれています。
腸は水分を吸収しやすい臓器なので、塩素などの有害物質も一緒に吸収
してしまうからです。
次に、チューブを挿入するときには、腸内の粘膜を傷つけないよう注意しましょう。
最悪の場合ですが、腸壁に穴が開いてしまったという事例もあります。
また粘膜を傷つけてしまったことで、腹膜炎などの感染症を起こしてしまった
というケースも見られるようです。
また、安易に洗浄を繰り返してしまうと、腸の自律的な働きが弱まって、
自力での排便がますます困難になってしまうという悪影響もあります。
腸内洗浄は、本来なら専門の医師のもとで行う医療行為です。
確かに自分で出来れば恥ずかしい思いをすることもなく、病院へ行く手間も
かかりません。
でも、自宅などで市販のキットを使用して個人で行う腸内洗浄は、
何があろうとも全てが自己責任となります。
やはり、できるだけ専門医のもとで行うことが望ましいでしょう。