1日7秒”あること”をするだけの薬に頼らない便秘解消法があるのですが・・・一般的に
便秘とは、3日以上排便がない状態のことをさします。
でも便秘の起こる原因や、便秘の症状などは千差万別で人それぞれです。
西洋医学では、便秘の症状や原因によっては、下剤などの薬を使用して排便を
促すのが一般的です。
一方、
漢方医学では、同じ便秘でも個々のそれぞれの体質や全身の状態、
そしてなぜ便が出ないのかなどの原因を考えて、漢方薬を選んでいきます。
漢方医学で考える便秘のタイプには、大きく分けて3タイプあります。
1.熱タイプの便秘身体がいつも熱っぽくて赤ら顔、口の中が乾きやすい、口臭がある、おしっこの色が濃い、
冷たいものを好んで摂取する傾向のある人の便秘です。
このタイプの人には、三黄散(さんおうさん)というお通じを良くする漢方が使われます。
三黄散は、身体を冷やしたり、のぼせや赤ら顔、精神不安などにも効果があります。
2.寒タイプの便秘寒がりで手足が冷たい人、時々腹痛があるが暖めるとよくなる、夜間に頻繁にトイレで
起きるという人の便秘です。
このタイプの人には、桂枝加芍薬薬黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)という身体を
温める漢方を使います。
3.虚タイプの便秘気持ちが沈みがちの人、体液の成分が不足する高齢者、顔色が悪い、頭がふらふらする
ような人に多い便秘です。
このタイプの人には(じゅんちょうとう)を使います。
潤腸湯はどちらかというと体力のない人、とくに高齢者の便秘によく使用されます。
上記の症状が色々と重なって、3つのタイプのどれにあてはまるのか分からない
という人には、大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)がよく使われます。
ただし、冷え性の方は、大黄甘草湯で腹痛を起こす場合がありますので要注意です。